下地毅の沖縄報告⑤ 笑顔の外務官僚に何が嬉しいのかは教えてもらえなかった
<2026年11月4日> 外務省の紀谷昌彦・沖縄特命全権大使は2026年11月4日、「知事就任に伴うご挨拶」のため古謝玄太知事を沖縄県庁にたずねた。面談は冒頭だけの公開で5分で報道陣は退室をもとめられた。紀谷氏は最初に「米軍の駐留」に理解と協力をもとめた。 紀谷氏が約束の2分まえに県庁第一応接室に入ってきたとき、へえ、こんな笑顔の人なんだと驚いた。沖縄に...
「外国人居住者との共生、定期借家・建替え問題を考える」集会、住まい連等が開催
— 乱開発の飛び道具、定期借家制度を撃つ! <大場ひろみ> 皆さんは定期借家という制度をご存じだろうか? 元来、立場の弱い借主側を守る制度として機能してきた借地借家法を一部改正する内容で、1999年に「良質な賃貸住宅等の供給の促進に関する特別措置法」なる名称で成立、2000年に導入された。基本的に大家(賃貸人)からは借主(賃借人)を一方的に追い出せない普通借...
〔週刊 本の発見〕子どもたちを守りたい!「当たり前」が司法に跳ね返された15年
<評者:黒鉄好> 毎木曜掲載・第457回(2026.11.5) 『あきれ果てても、あきらめない~東京電力・福島第一原発事故を問う』(子ども脱被ばく裁判の会・編、ままれぼ出版局/泉町書房、本体1600円、2026年7月) 子どもたちを放射能被ばくから守りたいという当たり前のことが、日本ではなぜここまで徹底的に通らないのか。そのような思いを胸に立ち上がった母親...
みんなの「デイサービスぴりか」ができた!〜ケアワーカーズユニオンの新たな活動
<久下格> 独居の高齢者が多い大阪市西成区で、12年間にわたる組合つぶしの攻撃をはねかえして、訪問介護、デイサービス、グループホームを運営する「やまき介護すてーしょん」で働いてきたケアワーカーズユニオン山紀会支部の労働者たちは、昨年、法人にすべての事業所を閉鎖されてもへこたれず、閉鎖から1年2か月の準備をへて、11月1日、西成区玉出東に「デイサービスぴりか」...
古謝知事のオスプレイ容認会見㊤ 「現実的な解決策」より「既成事実への隷従」がふさわしい
<下地毅の沖縄報告④ 2026年10月31日> 古謝玄太・沖縄県知事は2026年10月27日の記者会見で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)に配備されている米軍オスプレイについて、「配備撤回は求めないとの立場でございます」と言った。「普天間のオスプレイ」は沖縄の米軍基地問題を象徴するひとつといえる。沖縄戦下の土地強奪で「普天間」ははじまり、米海兵隊員ら3人による...
再開発に揺れる大山、ピッコロ地区のタワマン計画覆せず
<大場ひろみ> これまで何度も報告してきたが、板橋区・大山ハッピーロード商店街は長いアーケードが目印で、東京都内でも屈指の繁盛ぶりを誇って来た商店街だが、ここ数年、突如浮上したタワマン4棟に囲まれるという再開発計画に見舞われて、「大山問題を考える会」ら有志が反対運動を繰り返してきた。11月1日、第8回のデモが開催されたが、その冒頭、これまで先頭に立って再開発...
ロシアで拘束された北海道新聞記者の即時解放を求めます
情報提供 : MIC(日本マスコミ文化情報労組会議)https://c.org/5smrHHBspD 署名活動の主旨 北海道新聞のロシア・ユジノサハリンスク支局の男性記者(特派員)が10月13日、ロシア連邦保安局(FSB)にスパイ容疑で拘束されました。記者はモスクワに移送され、裁判所は2カ月間の拘留を認めたと報道されています。記者の健康、安全が確保され、一刻...
〔米国労働運動〕中間選挙に備えるニューヨーク市の労働組合
2026年10月20日 ルイス・フェリス・レオン(レイバーノーツ・スタッフ/オルグ) 【解説:アメリカの中間選挙が11月3日に迫ってきている。今後2年間のアメリカ政治の行方を決定づけるだけではなく、世界の政治状況にも大きな影響をおよぼす選挙に注目が集まっている。アメリカの労働組合は各地でトランプ政権による選挙妨害と闘いながら中間選挙へを取り組みを展開しつつあ...
GMO問題 : JCA-NETが声明「総務省によるネット遮断要請は容認できない」
政府によるネット遮断は世界各国で頻繁に起きている憂慮すべき事態だ。世論の合意が得やすい事案を突破口に、徐々に治安監視や政治的な弾圧の手段へと変質することも少くない。インターネットが社会インフラとなっている現在、私たちの通信の秘密の権利は、言論・表現の自由、思想信条の自由など民主主義の根幹をなす諸権利を支えるものであり、私たちの譲ることのできない権利であることを改めて強調したい。
日本政府は核兵器禁止条約第1回再検討会議への参加を~日本被団協などのNGOが外務省で要請行動
<竪場勝司> 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)やピースボートなどが参加する核兵器廃絶日本NGO連絡会は10月29日、11月末から開催される核兵器禁止条約の第1回再検討会議に日本政府が参加することや、条約への署名・批准を外務省に要請した。 第1回再検討会議は核兵器禁止条約の発効から5年の取り組みを総括し、核なき世界に向けた今後の展望を議論する会議で、...
石川一雄さんの雪冤を実現しよう!〜再審を求めて1000人が集う
<小泉雅英> 1974年10月の寺尾判決(東京高裁)から52年を迎え、2026年10月29日、「不当有罪判決52年! 東京高裁は再審開始を! 第4次再審に勝利し石川一雄さんの雪冤を実現しよう!」(狭山事件の再審を求める市民集会)が開催された。会場のニッショーホール(東京・虎ノ門)は、定員(1,000名)いっぱいの参加者で埋め尽くされた。石川一雄さんの無念を共...
〔週刊 本の発見〕『百年の挽歌』〜忘れさせるのは誰だろうか
<評者:志真秀弘> 毎木曜掲載・第456回(2026.10.29) 『百年の挽歌―原発、戦争、美しい村』(青木理、集英社、2026年1月、2000円) 東北の小さな村に暮らす家族が遭遇したことを、日本の近現代史を遠景におさめながら、著者は静かに描いていく。声は低くとも、読むものの心に深く染み入る。これは今年第一等の優れたルポルタージュと言っていい。 福...
川柳句会報告 : 「パリは燃ゆ起て万国の高校生」「日本のデモだけ映らぬこのテレビ」
レイバーネット10月川柳句会は、27日(火)郵政共同センターで開催されました。リアル参加7人、オンライン1人、メール選句5人でした。今回の兼題は「メディア」でした。19人の方から55句の投句がありました。いまのメディアについての不満は大きく、怒りをこめた句が多かったです。高得点句は「日本のデモだけ映らぬこのテレビ(かぼす)」でした。外国のデモは報じても国内...
こんな働かせ方はおかしい!〜武蔵野郵便局「過労死」家族らが訴え
<堀切さとみ> 「私たちは死ぬために働いているんじゃない」 10月28日、「郵便局過労死家族とその仲間たち」の呼びかけで、日本郵政本社前(東京・大手町)で抗議行動が行なわれた。会が発足して二年、郵便局員や家族から、想定を超えた多数の相談が寄せられている。公共を担う郵便局で、なぜこんなにも現職死(過労死、過労自死)がなくならないのか。 この日、北海道から大阪ま...
原子力潜水艦の保有めぐりシンポジウム~「専守防衛を逸脱」など疑問の声次々と
<竪場勝司> 年末に予定されている安全保障関連3文書の見直しに関連して、原子力潜水艦を保有することを検討すべきだとの声が上がる中、日本の原潜保有について考えるシンポジウムが10月19日、東京・永田町の衆議院第一議員会館で開かれ、「国是である専守防衛を逸脱するものだ」、「莫大な費用がかかる」など、保有を疑問視する指摘が相次いだ。 1隻1兆円とも言われる莫大な...

































