映画の部屋

 2026年2月から、映画を紹介するコーナーを始めました。メインの執筆者は永田浩三(ジャーナリスト・武蔵大学名誉教授)・堀切さとみ(映像制作者)ですが、随時広げていく予定です。

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50年の時を経て日本に届いた、ケン・ローチ監督『石炭の値打ち』新着!!

田中進  50年の時を経て日本に届いた、ケン・ローチ監督『石炭の値打ち』。いつの間にか消えてしまった、イギリス炭鉱労働者を描いた物語。 炭鉱で働くということは、どういうことなのか? 炭鉱では、坑道で掘削した石炭を、トロッ […]

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〔映画の部屋〕『オールド・オーク』~さびれた炭鉱の町とシリア難民の交流新着!!

堀切さとみ(映像制作者)  ケン・ローチ最後の作品と言われている『オールド・オーク』を見た。公開2日目、新宿の劇場は満席に近く、若い人やカップルが目立った。紛れもなくローチ監督の最高傑作だと思った。途中で何度も泣いた。両 […]

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〔映画の部屋〕燦然と光を放つ文子の生き方~『金子文子 何が私をこうさせたか』

永田浩三(ジャーナリスト・武蔵大学名誉教授)  大評判の作品。ほんとうに遅ればせながら観た。渋谷のユーロスペース。出てきたところで、知人に見つかり、こんなに遅れて観るなんて、あなたらしくないと叱られた。それでも観てほんと […]

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〔映画の部屋〕ファンキーな高校生が果たした夢の実現〜『1975年のケルン・コンサート』

 永田浩三(ジャーナリスト・武蔵大学名誉教授)  あの伝説のケルン・コンサートの舞台裏が映画になる!ずっと楽しみにしていた。キース・ジャレットという天才を理解し、幾多の困難を乗り越え、奇跡の演奏を生み出すにあたって頑張っ […]

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〔映画の部屋〕南北分断の根っこを掘り起こす力作~『済州島四・三事件 ハラン』

永田浩三(ジャーナリスト・武蔵大学名誉教授)  78年前、韓国・済州島民が巻き込まれた残虐な出来事、「済州4・3事件」は韓国社会で長い間タブーとされてきた。 映画は、島の最高峰・ハルラ山に連なる急峻な山や暗い洞窟を舞台に […]

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〔映画の部屋〕福島の強さと脆さを描く『三角屋の交差点で』

堀切さとみ(映像制作者)  福島県浪江町で印刷業を営んできた、ある家族にフォーカスしたドキュメンタリ―である。「三角屋」は福島第一原発にほど近い、国道六号線にある標識の名前だ。 冒頭に「原発事故で避難を余儀なくされた人は […]

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〔映画の部屋〕一人の人間として、国家の前に立つ女~『金子文子 何が私をこうさせたか』

堀切さとみ(映像制作者)  『金子文子 何が私をこうさせたか』を観た。数年前に観た『金子文子と朴烈』(イ・ジュンイク監督)の文子は、茶目っ気たっぷりという感じ。でも、浜野佐知監督にかかると全く違う。乾いた凄みのある、まる […]

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〔映画の部屋〕『ナースコール』~かけがえのない感情労働の日々

永田浩三(ジャーナリスト)  すごい映画を観た。ファーストカットからラストまで、息もつかせぬ92分。スイスでは4週間連続で興行成績1位に輝き、国際的な映画賞を総なめにする勢いだ。  舞台はスイスの州立病院。主人公・看護師 […]

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〔映画の部屋〕『センチメンタル・バリュー』~未練がましいって素敵なこと                                                   

永田浩三(ジャーナリスト)  去年のカンヌ国際映画祭で、19分間のスタンディング・オベーションという伝説をつくった。来月発表される米国アカデミー賞でも8部門がノミネートされる話題作。さすがさすがの面白さ。ぜひお薦めしたい […]

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〔映画の部屋〕『在日ミャンマー人~わたしたちの自由』

 永田浩三(ジャーナリスト)  土井敏邦監督は、40年を超えるパレスチナ・ガザの取材、福島第1原発事故、慰安婦問題、日の丸・君が代不起立問題などをテーマにした優れたドキュメンタリー映画で知られる。さらに『異国に生きる 日 […]

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