5月3日の憲法記念日。有明防災公園は人びとの波でぎっしり埋まった。護憲を掲げる市民団体をはじめ、労働組合の旗、女性団体、NPOの旗などグループでの参加が目立った。ざっと見た感じではシニア層が多い。杖を付いてきた人もいた。「平和憲法を壊されてたまるか、戦争はゴメン」という戦争第二世代のシニア層が、危機感をもってこぞって集まってきた感じだった。若者も目についた。共感を広げる「ハグ・握手」行動をしている人がいた。話を聞くと「ペンライト行動から関心をもって参加している」とのこと、19歳だった。(写真下)

 参加者の思いは手作りのプラカードに込められていた。記者がインパクトを感じたのは高市の似顔絵をあしらった「この人キケン 武器輸出・監視社会・戦争する国」のプラカードだった。3つの短い言葉に、高市の危険な未来が凝縮されていた。また「悪の組織・日本政府から平和憲法・国民皆保険を守る!!」も刺さる。軍拡重視で人びとの平和と生活をズタズタに破壊する日本政府は、「悪の組織」という言葉が相応しい。こうした高市政権への大きな危機感、それが5万人の大結集になったのだろう。

 メインスピーチは吉岡忍さん、仁藤夢乃さんだった。そして演壇には、立憲・共産・社民・れいわ・沖縄の風の野党議員が勢揃いした。共闘から距離を置いてきた「れいわ」が来たのはよかった。厳しい局面の野党だがここは踏ん張りどきという感じで、熱いスピーチが続いた。
 参加者全員でプラカードを掲げてのコールは圧巻だった。「主権者は私たち」「憲法改悪 絶対反対」「戦争反対」「退陣退陣 高市政権」の大コールが防災公園を揺るがした。5.3憲法大集会は、改憲の高市政権にストップをかける大運動の新たなスタートになったことは間違いない。ウェブサイトで順次報告・写真・動画を掲載する予定。(M)