JCA-NETセミナー2026年5月(各国政府の暗号規制、暗号化のノウハウ)
セミナー1:5月20日(水)19時から 政府による暗号規制に対する闘い――何が争点になっているのか
セミナー2:5月27日(水)19時から 暗号化ソフトの導入――政府の通信情報収集への対抗手段として
セミナー3:5月29日(金)19時から フォローアップ
参加方法
・JCA-NETの会員以外の方、Digital-Rightsのメーリングリストに登録していない方は予約が必要です。
下記の申し込みフォームから申し込んでください。
→https://x.gd/vFhFV
・JCA-NETの会員メーリングリスト、セミナーメーリングリストに登録されている方は、当日30分前に、メーリングリストからの会議室案内をみてアクセスしてください。
参加費:無料(カンパ大歓迎)
オンラインはJitsi-meetを使用します。
問合せ:としまる(JCA-NET理事)
toshi@jca.apc.org
070-5553-5495
セミナー1:5月20日(水)19時から 政府による暗号規制に対する闘い――何が争点になっているのか
政府による通信事業者を巻き込んでの通信情報収集は世界的な趨勢にもなっています。
他方で、インターネットの通信環境では、セキュリティ対策が進み、情報機関であっても以前のように簡単には通信内容を盗聴できなくなっています。
その結果として、各国政府とも通信事業者に協力させて網羅的な通信情報を収集しようとする動きが活発になっています。
こうした傾向を危惧する多くのユーザーは、通信の秘密の確保の手段として強固な暗号の利用を選択しはじめています。
他方で、いわゆる「民主主義」を標榜する諸国であってすら、私たちの暗号利用を規制するとともに、政府による通信の盗聴を可能にするために民間事業者の協力を強制する法制度が次々と提案されてきました。
こうしたなかで、各国ともプライバシー団体や政府・企業のネット監視社会化に反対する人々による根強い抵抗運動が続いています。
今回のセミナーでは、暗号をめぐる攻防の最前線について報告し、各国で暗号規制に反対する人たちの議論を紹介します。
日本もスパイ機関創設など、世界各国の政府の動向と無関係ではありません。
政府や民間企業による私たちの通信情報収集に対抗する最も有力な手段である暗号について関心をもっていただく機会にしたいと思います。
セミナー2:5月27日(水)19時から 暗号化ソフトの導入――政府の通信情報収集への対抗手段として
前回のセミナーは暗号をめぐる政策を中心に取り上げました。
今回は、より実践的に私たちが使える暗号ソフトや暗号サービスについて紹介します。
これまでも、暗号化サービスを紹介してきましたが、これらを再度紹介するとともに、それ以外についても、紹介します。
また、商用の暗号サービスに依存せずに、自分のファイルやメールを暗号化するインターネットの草創期から用いられてきた公開鍵暗号についても、その使い方を紹介します。
同時に、強固な暗号さえ使えば大丈夫ということではない暗号化サービスの使い方の大切なポイントなど、利用における注意点についても紹介します。
まだ「暗号」というテーマは敷居が高い印象が強いですが、通信情報を収集させない非常に大切な手段です。
ぜひ、なにかひとつだけでもいいので、試しに使ってみることができるようになることを目指します。
セミナー3:5月29日(金)19時から フォローアップ
毎月最後の回は、特にテーマを設けずに、参加者の皆さんが持ち寄った様々な疑問や質問、あるいは意見などをとりあげながら進めています。
毎回のセミナー では十分に取り上げられなかった課題や消化不良になった話題について、補足 の説明などにあてる場合もあります。
今月は、暗号を特集しました。政府の情報収集への対抗手段としての暗号について、その政策と実践的なノウハウの両面を取り上げました。
これらの話題に限らず、日頃から疑問に感じていることや、わからないことなど自由に提起していただき、皆で解決方法を相談しあいます。
このセミナーではLinuxOSにも力を入れています。
初心者の方でLinuxに関連す る質問などができる場所が限られていますので、ぜひ疑問や質問を持ち寄って ください。
そのほか技術的なテーマとして、これまでセミナーで取り上げてきたものの一例。
・検索エンジンの仕組みと対処
・ブラウザの設定見直し(よりプライバシーに配慮した設定)
・Wi-Fiのセキュリティ
・Signalの使い方
・アプリ内ブラウザの問題点
・Privacy BadgerやuBlock Originの使い方
・XやFacebookに代替するMastodonの使い方
・CryptPadの使い方
・Bitwardenとパスワード管理
・Zoomに代替するJitsiを使ったオンライン会議
・暗号化サービス
・機械翻訳の活用(DeepL)
など。
最近の社会・政治的なテーマでセミナーやメーリングリストなどで話題になっ た事柄の一例。
・スパイ機関創設
・民衆のサイバーセキュリティ
・サイバーセキュリテイ戦略
・政府による暗号規制
・サイバースパイ・サイバー攻撃法
・ガザ戦争とIT産業の戦争責任
・生成AI
・マイナンバーとデジタルID
・ジェンダーとインターネット
など。

