5月3日、恒例の憲法大集会が有明防災公園(東京都江東区)で開催され、5万人(主催者発表)が集まった。(主催:平和といのちと人権を!5・3憲法集会実行委員会)

動画(10分30秒)

私は毎年この集会に参加し、参加者の思いを拾う取り組みをしてきたが、今年は少し例年との違いを感じた。これまでもお祭り的な要素は、5・3憲法集会にはあったと思う。しかし今年感じるのは1人で参加し、しかも初めて来た人が目立ったということだ。私がインタビューした方の4人中3人が、初参加者であった。

        参加した国会議員(立憲、共産、れいわ、社民、沖縄の風)

そして自分はこういうつもりで参加しているという、自分の思い入れが強い参加者の声を聴くことができた。例えば、「私は、どこかのグループや宗教集団と思われるのがいやなので、プラカードを持ってきました」など。

何故なのか。あくまで、まだ私の想像の域を出ないが、高市政権の政策の極端さがこれまで届かなかった人にまで届いてしまっているからでは。さらに、インタビューの中で聞かれたのが、「生活の厳しさ」である。インタビューに応えてくれたある人は、「戦争したり、賃金が下がると、自分の『押し』にかけるお金も無くなる」と言っていた。

憲法集会で起きたことは、この間の人々の運動のうねりの象徴だ。この可能性を、しっかりしたもの、本物にしていくことが今後の課題だ。(湯本雅典)