<宮川敏一>

■衆院は19日午後の本会議で、憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案を与党と中道改革連合、国民民主党などの賛成で可決した。公職選挙法の規定にそろえ、投開票立会人の選任要件を緩和する。憲法改悪が大きく迫ってきた。6/19、国会正面前で、「国会19日行動」が開催され26000人が結集した。会場の国会正面前の反対側に陣取ったレイシフト、ヘイトグループの右翼集団が、開会前から旭日旗を掲げ「罵る言葉」を繰り返す。警察は「右翼にも証言の自由」があると取り締まれない。主催者は、暴力なき抗議を繰り返した。これらのやり取りがあるもの、警察は全く素知らぬ態度で手をつけない。


【戦争する国づくりを許さない! 国会19日行動レポート】
◆6月19日夕方、国会前で「19日行動」が行われ、多くの市民が集まりました。集会では、憲法9条を守り、戦争への道を許さないとの強い訴えが相次ぎました。
◆開会にあたり司会の菱山南帆子さん(写真)は、会場周辺でヘイトスピーチを繰り返す右翼団体への警察の対応を厳しく批判しました。参加者の安全確保を求めるとともに、「表現の自由」を理由にヘイトスピーチを容認するような姿勢は許されないと訴えました。
◆主催者を代表して秋山さんは、「戦争への深い反省の上に日本国憲法はつくられた」と強調。高市政権が進める改憲路線や国家情報会議創設などの動きを批判し、「憲法を生かす政治への転換が必要だ」と述べました。
◆社民党の福島みずほ参議院議員は、「憲法9条があるからこそ、日本は戦争への参加を食い止めることができている」と指摘。改憲手続法の問題点や国旗損壊罪法案についても触れ、「憲法改悪を許さない大きな世論をつくろう」と呼びかけました。
◆有田芳生衆議院議員は、ヘイトスピーチを繰り返す勢力への警察対応を批判するとともに、「市民運動は必ず政治を動かす力になる」と強調。ベトナム戦争反対運動など歴史的な市民運動を例に挙げながら、粘り強い運動の重要性を語りました。
◆日本共産党の小池晃参議院議員は、「憲法9条が防波堤となって戦争への道を防いでいる」と述べ、市民の共同の力で改憲を阻止しようと訴えました。また、国旗損壊罪法案など表現の自由を脅かす法案への反対を表明しました。
◆沖縄の風の伊波洋一参議院議員はメッセージを寄せ、沖縄戦から81年を迎えるなかで、沖縄への基地集中や南西諸島へのミサイル配備の問題を指摘。「沖縄を再び戦場にしてはならない」と訴えました。
◆立憲民主党の小西洋之参議院議員は、安保法制の違憲性を改めて指摘し、防衛費倍増や武器輸出拡大など高市政権の軍事強化路線を批判。「憲法9条を守り抜くため、市民とともに頑張りたい」と決意を語りました。
◆議員挨拶後は、市民のリレートークが続き、憲法の必要性、平和のアピールが続いた。
◆閉会は、集会参加者のペンライトを掲げながら「戦争反対」「憲法を守れ」「改憲反対」などのコールを響かせました。国会会期末が迫るなか、改憲策動や軍拡政治を許さず、平和と民主主義を守る運動をさらに広げていく決意を固め合う集会となりました。