イベント詳細

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 登戸研究所は、戦前に旧日本陸軍によって開設された研究所です。
 秘密戦兵器・器材を研究・開発していました。
 特に、戦争には必ず付随する「秘密戦」(防諜・諜報・謀略・宣伝)という側面を担っていた研究所でした。
 戦後、1950年に明治大学生田キャンパスが登戸研究所の跡地を購入しましたが、その中身は全く知られていませんでした。
 渡辺賢二さんには、この最大の謀略研究所だった登戸研究所の姿が浮き彫りになり、資料館の結成にまで至った歴史を伺います。

(渡辺さんからのメッセージ)
 登戸研究所の存在を知ったのは、1984年ころでした。
 川崎市教育委員会が戦争遺跡の調査に取り組む方針を出しました。
 明治大学生田キャンパスが登戸研究所跡だということは知っていましたが、その中味はまったく知られていませんでした。
 当時の防衛庁に行っても資料はまったくないとのことでした。
 しかし、建物は100棟近くあり、動物慰霊碑や神社が残っていました。
 近くから働きに来ている人がいるだろうと考え、見学会をやったところ関係者と出会いました。
 「ここのことは墓場まで持っていこうと」という命令で解散したそうです。
 40年も沈黙していたとのことでした。
 「大人には話さないが、君たち高校生には話そう」と幹部所員も秘密研究所について語ってくれました。
 こうして最大の謀略研究所だった登戸研究所の姿が浮き彫りになり、資料館の結成にまですすんでいったのです。

NPO化学兵器被害者支援日中未来平和基金 総会記念講演「登戸研究所と私」
日 時:6月21日(日)14:00~15:00
形 式:会場&オンライン(Zoom)
会 場:連合会館 205会議室
 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
 JR「御茶ノ水駅」聖橋口徒歩5分
 東京メトロ「新御茶ノ水駅」徒歩0分
 地図→https://x.gd/AXP1l
講 師:渡辺賢二さん(明治大学平和教育登戸研究所展示専門委員)
申込み:不要
参加費:無料
※どなたでも参加できます。

Zoom URL→https://us06web.zoom.us/j/81808966833
(「ミーティング パスコードを入力」画面でパスコードを入力してください)
ZoomミーティングID:818 0896 6833
パスコード: 016998

(渡辺賢二さんプロフィール)
 1943年生まれ、秋田県出身。
 現在、明治大学平和教育登戸研究所資料館展示専門委員、元明治大学講師、元法政大学第二高校教諭。
 長く地域の歴史の掘り起こしに従事する。
 『川崎市史』現代編や『稲城市史』近現代編の一部執筆。
 稲城の生んだ窪全亮の奚疑塾の調査研究に従事。
 陸軍登戸研究所の研究・保存にあたり、登戸研究所の保存を求める会共同代表。
 著書に『陸軍登戸研究所と謀略戦』(吉川弘文館)、『平和のための戦争論』『近現代日本をどう学ぶか』(教育史料出版会)、『実物・絵図でまなぶ日本近現代史』(地歴社)など。
 2015年度川崎市文化賞受賞。​