
<東京東部労組・須田光照>
さまざまな労働組合でつくる労組反戦行動実行委員会は4月24日、東京・日暮里で反戦上映会を開催し、東京東部労組の組合員も参加しました。
東水労の遠藤さんの司会で開会されました。東部労組の須田書記長が主催者あいさつで、米国・イスラエルによるイラン侵略戦争を糾弾するとともに2カ月間にわたって世界最強と言われる米国の軍事力に一歩も後退せずにイランの軍民が敢然と抵抗している事実を敬意をもって指摘したうえで「ここに現在の世界情勢の本質がある。今日の上映会で学び職場と各組織で討論していこう」と述べました。
上映したのは韓国人の監督が制作したドキュメンタリー映画『ウォーメリカの運命2-巨大な転換』です。経済的に没落しつつある米国が世界の覇権を軍事力で維持しようと戦争を次つぎと拡大していることに対して世界各地で反帝国主義と民族自決の闘いがわき起こり、米国の一極支配が崩れて世界は多極化に向かっているという情勢の変化をとらえた作品です。参加者は真剣な表情で見入っていました。
上映後、在日韓国民主統一連合(韓統連)の孫亨根議長が情勢報告に立ち、無法に侵略した米国に対して謝罪・賠償・再発防止を求めているイランを支持する立場を明らかにしたうえで、「世界中で急速にトランプのイラン攻撃に反対する声が大きく高まっている。イランの勝利を確信しているが、反戦運動をさらに拡大することでイラン勝利と平和実現の時期をより一層早めなければならない。反戦運動を強化していこう。イランの勝利はわれわれの勝利である」と訴えました。
続いて、在日イラン人団体の女性が発言に立ちました。米国のミサイル攻撃によりイラン・ミナブの学校で168人の子どもたちが虐殺されたことに触れ、「日本人はこの現実に沈黙するのかと言いたい。経済が悪くなる、物価が高くなるという問題だけでいいいのか。イランでは人間が死んでいる。これに沈黙しないでほしい」と痛切な思いを語りました。女性はイランの詩人サアディーの「人間はひとつの根源から生まれた手足のようなもの。ひとつの手足が痛めば他の手足も安らげない。他人の苦しみを少しも感じないなら人間と呼ぶ資格はない」とする有名な詩を紹介しました。
最後にまとめの発言として全労の庄子さんが「かつて日本の労働組合は戦争に協力し、朝鮮や台湾を植民地にして中国を侵略し多くの人たちを虐殺してきた。われわれの現在はアジア人の犠牲と抵抗のうえで成り立っている。イラン人が呼びかけているように抵抗しながら傷ついている人たちの存在を自分のこととして考える必要がある。国際主義をめざし行動に移していこう」と話し、5月1日に労組反戦行動実行委員会が実施する反戦メーデーへの参加を訴えて団結ガンバローで上映会を締めくくりました。
「5.1反戦メーデー」の案内は以下のとおり。
◆日時と場所:2026年5月1日(金)
【前段行動】米国大使館前行動
・13時00分に東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅3番出口(地上に出たところ)に集合後、全体で米国大使館前に徒歩で移動します。
・前段行動終了後に徒歩(約15分)で次の首相官邸前に移動します。
【反戦メーデー行動】首相官邸前行動
・15時00分に首相官邸前に集合(東京都千代田区永田町2-3-1、東京メトロ「国会議事堂前」駅下車)
■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/ne5e32b62afd9


