<堀切さとみ>

 「令和の百姓一揆」第二弾が東京・青山公園で行われた。集まった人の数は昨年より少なかったが、集会で登壇した農家の数は倍増していた。

 呼びかけ人の菅野芳秀さん(写真右下)は、足が悪くてステージに上がれなかった。それでも声を振り絞って、日本から百姓が消えるのは時間の問題だと訴えた。長年農業をやっていたが、どうにも食えなくて、昨年から派遣で働いているという男性もマイクを握った。無念さが痛いほど伝わってきた。

 いろんな人にインタビューしたが、米の値段が上がったことに、消費者はすっかり慣れてしまい、肝心なことに目を向けなくなっているという声が多かった。農業や食を守らない国は危険だ。大規模化と輸入に頼ればいいという政策は間違っている。人の手を使わない、土や太陽の光とも無縁なスマート農業が推奨されている。そんな国に暮らしていていいのだろうか。参加した人達の危機感は高まっていると感じた。

 その一方で、昨年の百姓一揆に触発されて、耕作放棄地を借りて米作りを始めたという30代の男性がいた。農業の知識はまったくなかったが、さいたま市見沼地区で、回りの人に知恵を授けてもらって頑張っているという。その事を菅野さんに伝えたら「本当か? 嬉しいなあ」と目を細めていた。

<福原時夫> (写真中央は福原さん)

 私は昨日(3/29)、全国17箇所同時開催の「令和の百姓一揆」の青山公園南地区でのデモに参加しました。百姓、消費者、市民、市町村議、県議、国会議員と沿道の方々と一体になったイベントでした。昨年(3/30)当日の同時開催は14箇所でしたが、その後9ヶ月で29都道府県で7,000人参加して「令和の百姓一揆」が徐々に国民に浸透して行っている事を実感しました。やはり、国民を二分する政治ではなく、民主主義に則って真の国益を皆でつくり上げていきましょう。人生は楽しく、愉快に、生きていきたいものですね。