石垣島の平和と自然を守る市民連絡会・藤井幸子さんに聞く
5月17日~22日、沖縄県宮古島市、石垣市、与那国町で陸上自衛隊の「陸上総隊演習」が行われた。この演習では、自衛隊車両(96式双輪装甲車、無人偵察機スキャンイーグルⅡの発射装置を積んだ車両、88式地対艦誘導弾発射機など)の運搬が民間のフェリー船「みかさ」、政府防衛省と民間とで契約して運用している船舶のPFI船「はくおうⅡ」「ナッチャンNEO」を使って行われた。また、宮古島では初めてアメリカ海兵隊がこの演習に参加した。
動画(6分3秒)
石垣島では、演習の内容は駐屯地の中で行われたためほとんど伺い知ることはできなかったが、取材中におそらく演習で運び込まれた「96式双輪装甲車」が農道を走行する場面に遭遇した。
一世代前の「88式地対艦誘導弾発射装置」の搬入訓練を行ったということは、「おそらく、島では物資が途絶えることもあるため、『継戦能力』を維持するための訓練ではないか」と藤井幸子さん(「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」事務局長)は、語った。

藤井幸子さん
間を置かずに日米合同演習「レゾリュートドラゴン2026」が、6月20日~30日と九州、沖縄県で行われる。これは、例えば日出生台演習場(大分県)では、陸上自衛隊4000人、米海兵隊500人が参加するという大規模な演習であり、また宮古島には初めて陸上自衛隊のオスプレイが着陸する。現地の住民の声を埋もれさせない、そして横につなげることが求められている。(湯本雅典・2026,5,20~23)

無人偵察機スキャンイーグルⅡの発射装置と思われる装置を積んだ車両

