投稿者: 研究所テオリア
▼座標塾第22期第3回
食と農の自給を求めて
講師:小口広太(千葉商科大学准教授、食と農のつながりを研究)
日時:7月17日(金)18:30~21:00
参加費 1回1000円(テオリア会員500円)
会場:文京区民センター又はZoom
※要申込。会場受講申込7月16日まで。Zoom受講申込は7月10日まで。Zoom受講は研究所テオリアの口座(下記)に参加費振込みください。
◎参加費振込先 郵便振替 00180-5-567296研究所テオリア
令和のコメ騒動は、安くて美味しいコメがいつでも口に入ると思い込んできた私たちの常識を覆した。自給できるコメでさえも食べられないとすれば、自給率38%とほとんどの食料品を輸入に頼る私たちの食生活は、気候危機の深刻化のなかで、いつ危機に陥っても不思議ではない。
食を脅かす最大の問題は、農を担う人びとが高齢化し減り続けていることである。ふだん仕事として農業に従事する人(基幹的農業従事者)の69.4%が65歳以上、75歳以上だけでも31.7%を占める。そのため、基幹的農業従事者はこの20年間だけでも100万人減って140万人に、兼業農家を含めた農業就業人口も221万人減って168万人に落ち込んだ。後を継いでくれる若者がいないために、農機具が壊れたことを契機に買い替えを諦めて廃業する人が少なくない。農村から人の姿が消えつつあると、残った農民は警鐘を鳴らす。
しかし、希望も芽生えつつある。都市で生活していた若者が農村に移って有機農業を試み、給食ネットワークの構築に関わる。同時に、市民が自ら農を担い、都市農業を広げ、食を自給する。食と農のつながりを確かなものにする試みを展望する。
▼講師プロフィール
小口広太 おぐちこうた。千葉商科大学人間社会学部准教授。1983年、長野県塩尻市生まれ。専門は食と農の社会学、地域社会学。NPO法人アジア太平洋資料センター理事。食と農をつなぐ仕組みづくりに着目し、有機農業や都市農業の現場でフィールドワークに取り組んでいる。主な著書に『日本の食と農の未来:「持続可能な食卓」を考える』(光文社)、『有機農業:これまで・これから』(創森社)、『農の力で都市は変われるか』(コモンズ)などがある。
●申込・連絡先 研究所テオリア
東京都北区田端1-23-11-201
TEL・FAX 03-6273-7233
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(TEL・FAX・メール等でお申し込み下さい)
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●座標塾第22期●
2026年3月~11月
[第1回]高市一強政治に対して左派・リベラルは再生できるか
講師:大井赤亥(政治学者)
日時:3月20日(金)18:30~21:00
[第2回]日本経済の現在地――高市「積極財政」・「日本成長戦略」の陥穽
講師:白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)
日時:5月15日(金)18:30~21:00
[第3回]食と農の自給を求めて
講師:小口広太(千葉商科大学准教授、食と農のつながりを研究)
日時:7月17日(金)18:30~21:00
[第4回]ケア中心の社会とは何か
講師:北 明美(福井県立大学名誉教授、社会保障・ジェンダー平等)
日時:9月18日(金)18:30~21:00
[第5回]トランプ2.0後の世界はどう変わったか
講師:平川 均(名古屋大学名誉教授、国際経済・グローバルサウス)×白川真澄
日時:11月20日(金) 18:30~21:00

