<あるくラジオ第32回放送 労働者文化運動のこれまでとこれから>
 2025年11月1日(土) 午後2時~3時 ゲスト=高橋織丸さん
 高橋織丸さんは、「憲法寄席」創作集団のメンバーであり、創立時の呼びかけ人のひとりである。きたる11月30日(日)には同会主催の公演舞台「ヒロシマというときー詩人・栗原貞子の生涯」(於:北とぴあ)が上演される。
 2007年5月、安倍政権の改憲政策に危機感を抱いた10人の仲間と高橋織丸さんは、文化集団「憲法寄席」を結成した。10人はそれぞれ演劇、音楽、文学など文化活動で活躍した人たちだった。目標は戦後早い時期の三木鶏郎たちによってコントや歌で一世を風靡した「冗談音楽(日曜娯楽版)」、もっと遡って1920年代にドイツで反響を呼んだ笑いと風刺の「カバレット(キャバレー)」だった。設立当初の朗読劇「日の丸三部作」は、「日の丸君が代」反対運動の広がりの中で大いに注目された。また原発事故直後の構成舞台も評判を呼んだ。その後、ジャーナリストで故人の山口正紀さんも講演者として加わり、稚内、名古屋、京都、鹿児島、水俣などでも公演が重ねられた。今はジョニーHさんを中心に「憲法寄席・見に来来(ライライ)」が月1回活動している。
 すでに知られているように高橋織丸さんは社会人講談師でもあり、最近も「マグロ塚の由来―ビキニ被曝から」「サンチョ俱楽部の顛末―小熊秀雄を語る」などが語られている。今回は織丸さんを招いて「労働者文化運動のこれまでとこれから」を縦横に語っていただく。
●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ
●技術=まつばらあきら
●配信スタジオ=ビデプレス
●放送サイト https://youtube.com/live/W_uibzMhaYw
 *放送後はアーカイブで、いつでもお聞きいただけます。
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