3月4日夕方、非正規公務員の人事評価を問う院内集会が、参院議員会館で開催された。使い捨てでボロボロにされている「会計年度任用職員」の当事者が覆面をかぶって思いを訴えた。その姿は度肝を抜いたが、彼女たちの置かれた現実を可視化するものだった。顔を出して声を上げることさえできない状況なのだ。国や自治体で働く「会計年度任用職員」の8割は女性だが、彼女たちには産休・育休は実質的に認められず、人事評価を悪用した「一年限りの雇い止め」が横行している。「安心して働き、子どもが産めるようにしてほしい」というあたりまえのことが、法を守るはずの国や自治体でとおらない。日本が直面する少子化問題の解決など考えていないのだろうか。「非正規公務員 VOICES」メンバーたちの必死の訴えは、参加者の心を揺さぶった。(M)

御礼/竹信三恵子(主催者・トップ写真の右端)>

 3月4日に開かれた「非正規公務員 VOICES」の院内集会は、100人を超すご参加があり、中継配信では500人に視聴をいただきました。非正規公務員の女性たちが、仕事を切られる年度末を控えてとにかく声を聞いて、という集会でしたので、どれだけの方が関心をもってくださるか心配していましたが、皆さんのご協力でこれだけのご参加をいただき、本当に感謝しています。

 非正規公務員については「気楽で時給が高い」とされることも少なくありません。ただ、「1年だけの公務員」と法律に書かれ、仕事はずっとあるのに任用を打ち切ってはまた任用し直すという超不安定な働かせられ方の中で、異論があってもモノを言えず、今回は、「身バレ」を防いで安心して発言できるよう、苦肉の策として、覆面をかぶって訴えるという試みとなりました。そんな中で、トイレの回数が評価に影響するといった訴えまで集会直前に舞い込むなど、隠れた厳しい実態が改めて明るみに出ました。

 その模様は、下記のURLから視聴できます。現在1200人を超す視聴となっていますが、ぜひ引き続きご覧いただき、またご拡散いただいて、働き方の是正にご支援いただければありがたいです。
https://www.youtube.com/live/8JZctLtT6UQ
 朝日新聞では下記のような記事が掲載されました。
https://digital.asahi.com/articles/ASV3435K2V34ULFA012M.html
 ヤフーの速報は下記のとおりです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/94bc2deb39a09dd91dc9c75055c85ce9b98910af
 会場には多数の記者の方々が来てくださいましたので、これからさまざまな報道が出て来ると思います。