東京東部労組の須田です。以下、シグマベンディングサービス熱中症死亡労災争議の取り組みです。

コカ・コーラ自販機の補充配送会社シグマベンディングサービス(本社・さいたま市)での熱中症労災で死亡した労働者の遺族が同社で働く労働者に情報提供の協力を呼びかけています。

東京東部労組に加入した遺族は熱中症死亡労災について同社に謝罪、補償、再発防止策の徹底などを求めてきましたが、同社が回答拒否という不誠実な対応をとってきたため現在、同社を相手取った損害賠償の裁判を闘っています。その裁判でも経営者は死亡労災の責任を一切認めていません。遺族が知りたいのは「なぜ自分の家族が亡くなったのか」という真相です。

2月26日早朝、遺族は同社の浦和営業所前で出勤してくる労働者に向けて情報提供を呼びかけるビラを配りました。多くの労働者が快くビラを受け取ってくれました。

以下がそのビラからの抜粋(一部改編)です。みなさんのご協力を心よりお願いいたします。

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コカ・コーラ浦和支店 協力会社のみなさん

あなたの「知っていること」が、仲間を守る力になります。
-熱中症で亡くなった同僚の真実を明らかにするために-
秘密は絶対に守ります。匿名での情報提供も歓迎します。

【はじめに:遺族と東京東部労組からのメッセージ】
おはようございます。
私たちは、2020年8月に熱中症で亡くなった労働者の妻と兄、そして労働組合です。
あの日、労働者は真夏の大変な暑さの中、コカ・コーラのルートカーに同乗する駐禁対策(横乗り)の仕事をしていました。しかし、過酷な環境で重い熱中症を発症し、帰宅直後に倒れ、救急車で運ばれました。

それから、長く苦しい闘病生活が続きました。家族は「また元気になってほしい」と祈り続けましたが、その願いは届かず、帰らぬ人となりました。

さいたま労働基準監督署長は、労働者の死は仕事が原因の労災である、と認定しました。
しかし、それだけでなく、家族が疑問に思っていることがあります。

「なぜ、あの日あんなに無理をしなければならなかったのか?」

その真実を知り、二度と同じ悲劇を繰り返さないために、私たちは今、裁判で会社と闘っています。しかし、会社からは納得のいく答えがありません。

現場を知る皆さんのお力が必要です。

【特にお聞きしたいこと】

特に、大宮営業所で「駐禁対策(横乗り)」の仕事を担当していた方、今現在、担当している方の声を探しています(大宮営業所以外でも良いです)。

・2020年8月13日前後の様子 死亡した労働者が大宮駅東口のルート(208ルート)で働いていた時の様子を知りませんか?

・駐禁対策(横乗り)の実態 「エアコンの効かない車内で1時間以上も待たされた」「徒歩で自販機を回らされた」など、当時の厳しいルールや環境について教えてください。

・仕事の引き継ぎについて 2020年6月~9月頃、コカ・コーラ社員との間で行われていた業務の引き継ぎで、無理な指示はありませんでしたか?

【みなさんへのお願い】

「自分が見たのは小さなことだから…」と遠慮しないでください。「会社には言えないけど、ここがおかしい!」という不満や不安でも構いません。

・熱中症対策が全然されていなくて、自分も倒れそうで不安だ

・改善をお願いしても、上司が見て見ぬふりをしている

・現場の本当の苦労を、会社に分からせたい

皆さんのプライバシーは労働組合が責任を持って厳守します。会社に知られることはありません。

【窓口(ご相談・ご連絡はこちらへ)】

どんなに些細なことでも、メールや電話で教えてください。

東京東部労働組合(とうきょうとうぶ ろうどうくみあい)
・電話:03-3604-5983
・メール:info@toburoso.org
・住所:東京都葛飾区お花茶屋1‐18‐11 田邑ビル5階
■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/n84a766d729ba?app_launch=false