
「ジェノサイドに抗する防衛大学校卒業生の会」平山貴盛さんは、11日間の命がけのハンストで「イスラエル製の虐殺ドローンを買うな! 入札をやめろ」と訴えてきた。そうした声を無視して防衛省は、2月17日午前10時、小型攻撃用ドローン導入に向けた一般競争入札を強行した。
この日朝早くから、防衛省正門前の両側の歩道には、プラカードや横断幕をもった市民が100人近く集まった。「防衛省の職員よ、虐殺に加担するな、良心を取り戻してくれ」と必死のマイクアピールが続く。午前10時、入札の時間になると、市民たちの大シュプレヒコールが一斉にはじまった。「イスラエルドローンの入札やめろ!」「イスラエル製のドローンを買うな!」「防衛省はジェノサイドに加担するな!」と怒りの大コールが防衛省ビルを包み込んだ。ミニドラムやタンバリン・鍋をたたく人もいた。それは、15分以上休むことなく続いた。



集会では、ある女性がマイクを握った。そして日本の反戦歌「教訓」を浪々とうたった。「命はひとつ 人生は一回 だから 命をすてないようにネ あわてると つい フラフラと 御国のためなのと 言われるとネ 青くなって しりごみなさい にげなさい かくれなさい」と。「命はひとつ」の歌声は、防衛省職員に届いただろうか。
行動後、記者はこの女性に参加の思いを聞いた。こう答えた。「自分も子どもがいるが、私たちの税金が虐殺ドローンに使われたらたまらない。絶対反対です」と。そして「高市自民圧勝に落ち込んでいた。このままでは暗黒の時代になる。でも落ち込んでいたら向こうの思うつぼ。だからここで踏んばって動き出そうと思った。それできょうここに来た」と。笑顔で話してくれた。
主催者の杉原浩司さんは「きょうの入札の結果は後日になるが、イスラエル製が採用されることになったら、抗議の声をまた上げるつもりだ。この重要な問題をメディアはほとんど無視していて、取り上げたのは、『東京新聞』と『赤旗』くらい。メディアへの働きかけをいっそう強めていこう」と呼びかけた。(M)
【17日午後2時、高田健さんからの速報】防衛省は攻撃型ドローン入札で、イスラエル製でなく豪州製を選定!運動の勝利。


