ガタガタ言わせたら日本一。社民党の切り札、大椿ゆうこ候補が2月7日夜、新宿東南口の衆院選ファイナル街宣でマイクを握った。マスコミの情勢調査では、社民党はゼロ議席といわれているが、「大椿ゆうこを国会に戻そう」という支援者の熱い思いは高まるばかりで、この日の街宣も大いに盛り上がった。

 大椿候補はこう言った。「今回の選挙の目的は暴走する高市政権を止めること。その暴走にアクセルを吹かせる維新を止めること。これがみなさんのミッション(使命)です。自民300議席になったら高市政権はやりたいことをやってくる。それは、九条に自衛隊を明記する憲法改正、もう一つは核兵器の保有です。こんなことを許していいのでしょうか。一強独裁になったらみんなの声が届かなくなる。でも今なら止められる。みんなでガタガタ文句を言えば止められるのです。だから必ず投票に行こう。そして自民・維新の議席を一つでも減らしましょう」。

 そして何度も落選しながらも国政に挑戦する理由をこう述べた。「私は30代のとき非正規でクビを切られた人間です。働く人たちを大切にする社会をつくりたい、それが私の一番の思いです。非正規はいま4割を占めています。アンダークラスと言われる人は890万人に達しています。使い捨てされる人、安い賃金でこき使われる人、パワハラでいじめられる人を少しでも減らしたいんです」。そうだ、そうだ、の声を聴衆から沸き起こった。

 応援演説では「ヨーロッパをはじめ世界では社会民主主義がデフォルトで標準です。日本はおかしすぎる。いま社会民主主義が必要だ」の声があった。非正規の労働問題を真正面から取り上げる大椿ゆうこに国会でガタガタ言ってほしい、そんな思いに包まれたファイナル街宣だった。(M)