
那須研一
1月26日月曜日、夕刻から平山貴盛さんがハンストに入る。(写真)
18時半に杉並区の職場(学童施設)を出て、最寄駅の方南町から四ツ谷へ。コンビニで「イスラエル製ドローンを買うな」のチラシを増し刷りして、防衛省前へ。
正門前の交差点に近づくと「防衛省はイスラエルから虐殺ドローンを輸入するな!」の声が響き渡り、右手の門柱付近にパレスチナ旗が屹立。人々が集結。直近の赤信号に足止めされたので、そこから「フリーパレスタイン!ストップジェノサイド!」と叫ぶ。
交差点を渡って防衛省前集会に合流したのが19時半ごろ。1時間前に開始したハンストの支援集会は終了したばかり。160人ほど集まりました、の声。支援者のTさんとSTOP!大軍拡のMさんに挨拶。平山さんは取材を受けている模様。
隙を見て平山さんに声をかけ自作のチラシを渡す。「平山さんの趣旨と違うところがあれば指摘してください」と言うと「私の趣旨と違う人は大勢います。気にせず自由にやってください」との返答。さすがです。
武器取引反対ネットワーク〔NAJAT〕の杉原さんが「集会終わっちゃったけど那須さんは毎日やってるもんね」。私が「新しいチラシです。だいぶクオリティが上がりました」と自賛しながら渡すと「1箇所、ちょっと違うところが…イスラエルとF35を共同開発、ってあるけど、共同…には至らなかった」とご教示いただく。「ありがとうございます!修正します」と私。
「イスラエル製武器輸入は虐殺支援/やめてください!」と書いたプラカード(裏には「ガザの子どもたちの未来を奪うな」)とチラシを手に左側の門柱付近の歩道へ。続々と退勤する職員に「イスラエル製殺人ドローンを輸入しないでください」と呼びかけながらチラシを配り始めると、数名の警官・警備員が私の前に立ちはだかる。
彼らは口々に「敷地内に入らないでください!」「出てくる人の邪魔になります!」「向こうでやってください!」と叫びながらアピールとチラシ配りを妨害。
「ここは歩道です、公道です。通行の邪魔をしているのはあなたがたじゃないですか」と私。背後からSTOP大軍拡のKさんが「ビラ渡してるだけじゃないか!弾圧をやめろ!」。「市民の表現活動を妨害するな!」と私。
私の体に手をかけて押し返そうとする警官に抗議しながら「ぎゃ、ぎゃくさつしえんを」と言葉に詰まると、警備員がそれを聞きとがめ「滑舌の練習しろ!」と暴言。
「私は吃音で悩んでるんです。許しがたい差別発言だ!」と私。「差別発言やめろ!」「ひどいこと言いますね!」「謝罪しろ!」とKさんら。「聞こえづらかったからです」と警備員。「関係ありません。人権意識を学習してください。謝罪してください」と私。
「その件についてはすみません」と不遜な態度で「謝罪」した警備員は省構内奥に姿を消し、それを機に警察も退去。目の前を通り過ぎる退勤者の人並みにダイレクトに訴える。1人1人にチラシを差し出す。
「平山さんがハンストに入りました。彼がどんな思いで、体を張って抗議しているのか、思いを寄せてください。命の問題です。イスラエル製殺傷兵器の輸入は、ガザの子どもたちの命に直結する問題です。チラシを受け取ってください」
9割9分、受け取らない。ポケットに手を入れたまま。こちらにチラッと目を向けることもない。不気味である。
「関係ないですか?あなたには関係ないですか?ガザの子どもが何万人死のうと関係ないですか?
平山さんの体がどうなろうと関係ないですか?」
「防衛省職員である以上、1人1人が当事者ではないですか?いや、私たち納税者も1人1人が当事者です。ガザ侵攻後、私たちの税金241億円がすでにイスラエル製兵器の輸入に使われているんですから」
「ガザの子どもたち、毎日死んでいます。飢えと寒さと爆撃で死んでいます。殺しているのは誰ですか?イスラエル・ネタニヤフ政権とイスラエル軍じゃないですか? イスラエル製ドローンが子どもを殺しているじゃないですか? やめましょう、こんなことはやめましょう。どうして虐殺ドローンを買ってイスラエルに軍事支援をするんですか? 虐殺に加担しないでください。私たち納税者を虐殺加担の側に立たせないでください」
…現場を離脱する21時までの間、チラシを受け取ってくれたのは10人弱。「ありがとうございます!一緒に考えましょう、省内で声を上げてください」と声をかけた。
1時間以上、4、5名の仲間が、ともに「イスラエル製ドローンを買うな!」「虐殺に加担するな!」「人間として恥ずかしくないですか?」「殺人ドローンの入札を中止しろ!」と声を上げ続けた。
明朝もここに立ちます。
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●平山さんのハンスト続く
1月26日(月)18:30にスタート 連日続きます
防衛省正門前に結集を!平山さんを孤立させるな!
・要求事項
①2月17日に入札を行う今年度取得攻撃ドローンにイスラエル製を採用しないこと
②攻撃ドローンを含むあらゆるイスラエル製武器の取得検討を中止し、イスラエル軍需企業との関係を断つこと
③防衛装備庁に「ビジネスと人権」部署を新設


