
次回シネクラブでは、『山谷~やられたらやりかえせ』(110分 / 1985年)を上映します。
日時:7月6日(日)18時~21時30分
会場:向原ホール第一洋室(有楽町線または、副都心線『小竹向原駅』より徒歩6分 板 橋区向原1-18-17)
https://map.yahoo.co.jp/v3/place/W1zeDLJhB2A
参加費:500円(+カンパ歓迎)
※いつもと違い、夜の上映になってしまいましたが、ぜひふるってご参加ください。
山谷は大阪釜ヶ崎、横浜寿町と並び「日本三大寄せ場」の一つです。 かつて山谷には、全国から仕事を求める日雇い労働者が集まり、ドヤ街(簡易宿泊所)が 形成されていました。建設業を中心に日本経済を支えてきましたが、先の東京五輪直前に 地図からその名前が消えました。 そんな町で労働者がどのように生きていたのか。その記録を残そうと、メガホンをとった二人の映画監督は、立て続けに右翼の襲撃にあって命を落としました。しかし、山谷の労 働者の熱い息吹は、40年経った今も、スクリーンを通じて感じ取ることが出来ます。「山谷は労働の町から福祉の町になった」と、山谷エリアで訪問看護師をしている織田忍さんは言います。たしかに労働者は高齢化し、街の風景は変わりました。それは山谷だけ の問題でしょうか。日本の労働現場を取り巻く現状は、あの時代から変わったものと、変 わらないものがあるように思えてなりません。 既に観たという方もぜひ足を運んでほしいです。当日は、『山谷』制作上映委員会の小見さんも来て、お話して下さる予定です。