案内→https://x.gd/EuWhF
https://x.gd/NZ3zu
社会運動が起こるたびに「新しい若い世代による新しい運動」「これまでになかった」などと評されがちな傾向が散見されます。
そして同時にかつて日本で起きた社会運動は「暴力的」であり「極左の偏った思想を持つものによる」「失敗し続けている」ものであるという印象が広く浅く日本に蔓延しているように感じています。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
今、この私たちが暮らしている社会というものは、この国にこれまで生きてきたあらゆる民衆の社会運動によって、闘い、獲得されてきたものの上に立っています。
もちろん過去の社会運動の中にも「うまくいったこと」と「うまくいかなかったこと」があったことでしょう。
しかし、手ごたえのあった戦術や実際にある一定の効果が得られたような戦術があったにもかかわらず、雑に語られてきてしまい風化しつつある過去の社会運動の歴史の中に埋没しているのではないでしょうか?
今、日本は高市自民党政府によるあってはならないレベルでの憲法改悪の危機を迎えています。
憲法の持つ意味を変え、国家権力者を戒めるものではなく、市民に強いる約束ごとに変えてしまおうとしています。
さらには自衛隊を明記し、その上で徴兵制の可能性を開くなどの明確な軍拡、そして戦争できる国を目指しています。
「人権」や「民主主義」を後退させるように思われるこの改正の影響は、この国で暮らしている諸外国にルーツをもつ人びとや、戦争に巻き込まれている諸外国の市民にも及ぶことになるでしょう。
これまでに築かれてきた恒久平和、永久に戦争を放棄するといった大きな理念的土台が壊されてしまう危機、私たち民衆の権利や自由を縮小させられてしまうという危機。
かつてない大きな深い危機に陥ってしまう前に、なんとしても私たちが主権者であるという事実をもって悪政者たちから憲法を守り、平和で幸せな満たされた暮らしを獲得していきたい。
そのために、今こそ民衆が抗うための戦術を発掘し、過去からも学び活かしていくための場を持ちたいと思います。
昨年刊行された戦後の大衆による民主主義について書かれた本である『スネーク・ピープル』(洛北出版)を土台にしつつ、著者である酒井隆史さんと、運動史研究者の大野光明さんにお話を伺い、過去の戦術を発掘して活かすために何ができるのか?ともに考えていきたいと思います。
今なんらかの危機感を感じているみなさん、お気軽にこぞってご参加ください。
「戦術発掘大作戦 ~今こそ過去からも学び活かすために~」
日時:5月31日(日)17時30分開場 18時開始 20時30分終了
形式:リアル参加とオンライン配信のハイブリッド開催
〈リアル参加〉
・定員30名
・参加費:1200円(1ドリンク付)
・会場:五条高倉(京都市)某所(受付時に詳細お伝えします)
・申し込み:メールtachiagarushimin@gmail.com / 電話080-6066-2895
※終了後に1時間程度の懇親会あり(飲食提供予定)
〈オンライン参加〉
・定員100名
・参加費:0円
・申し込み:Peatixより
→https://x.gd/HSj7bK
酒井隆史さん
立命館大学教員。
専門は社会思想史、都市社会論。
主要著作に『通天閣 新・日本資本主義発達史』(青土社)、『完全版 自由論 現在性の系譜学』(河出文庫)、『暴力の哲学』(河出文庫)、『ブルシット・ジョブの謎』(講談社現代新書)『グレーバー+ウェングロウ『万物の黎明』を読む: 人類史と文明の新たなヴィジョン』(河出書房新社)、『賢人と奴隷とバカ』(亜紀書房)。訳書に、ピエール・クラストル『国家をもたぬよう社会は努めてきた』洛北出版、デヴイッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ ークソどうでもいい仕事の理論』岩波書店(共訳)、「官僚制のユートピア-テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則』以文社、『負債論 貨幣と暴力の5000年』以文社(監訳)、マイク・デイヴィス『スラムの惑星 都市貧困のグローバル化』明石書店(監訳)、デヴィッド・ウェングロウ、デヴィッド・グレーバー『万物の黎明』光文社など。
大野光明さん
滋賀県立大学教員。
専門は社会運動研究、歴史社会学。
イラク反戦運動や沖縄の辺野古・高江での座りこみに参加するなか、社会運動の歴史について研究を始める。
2013年、京都府京丹後市宇川での米軍基地建設計画を知り、反対運動に参加。
現在はベトナム反戦運動について調査を続けている。
単著に『沖縄闘争の時代1960/70――分断を乗り越える思想と実践』(人文書院)、共編著に『可能性としてのベ平連 地域の運動経験と未完の記憶』(ミネルヴァ書房)、『戦後史再考 「歴史の裂け目」をとらえる』(平凡社)、『運動史とは何か 社会運動史研究1』、『「1968」を編みなおす 社会運動史研究2』、『メディアがひらく運動史 社会運動史研究3』、『越境と連帯 社会運動史研究4』、『直接行動の想像力 社会運動史研究5』、『闘う1980年代 社会運動史研究6』(新曜社)など。

