<尾澤邦子>
 コンサートチケットを手にして埼玉・与野本町に向かいました。搭乗日は4月3日、昼便2時のフライトで、出発地は彩の国さいたま芸術劇場、行先は連帯・争議解決。JAL争議支援「勝利へのトランジットコンサート」。

 403便勝利解決へのアナウンスとともに始まったコンサート。「トランジット」とは、目的地の空港までに必要な燃料の補給や機体の点検等を行うため、途中の空港に立ち寄ることですが、「勝利解決」という目的地に、全員が無事に到着できるようにとの想いが込められているとのこと。

 2010年の大みそかに解雇されたパイロット81名と客室乗務員84名。みなさんJALのベテランで、現場の第一線で安全問題や職場改善に取り組んでいた人たちです。私たち乗客にとっては、この人たちこそ職場にいてほしい必要な人たちです。JALは不当解雇を撤回しろ! ベテランを職場に戻せ! モノ言う労働者を職場に戻せ! 安全が優先されなければ、安心して飛行機に乗れません。

 JAL争議団合唱団フェニックスは、洗練された歌声で力強く歌ってくれました。この日のために結成された「JAL争議に連帯するスクラム合唱団」もよかったです。たくさんのいい歌を聴いて、また一緒に口ずさみ、胸が熱くなりました。

 JHU(JAL被解雇者労働組合)現役組合員の渡辺桂子さんは「ホルムズ海峡封鎖は、空の交通ネットワークにも欠航・減便などの影響をもたらしている。戦争は生活の安心を破壊する。犠牲になるのは一般市民だ。モノ言う労働者を排除することは、容易に戦争への道につながる。軍事に反対!不当解雇撤回!」とアピール。

 決意表明でJHUの山口委員長は「2011年に東京地裁に提訴したが、裁判長が管財人(首を切った人)を『先生』と呼んでいた。公正な裁判といえるのか。納得できる解決をめざしてがんばる」と話しました。

 最後にみんなで「日本航空は争議を解決しろ! 解雇を撤回しろ! 人権を守れ!」とシュプレヒコールを行いました。