社会の右傾化に抗し、労働組合と運動を組織することが弾圧への回答だ!

報告:愛知連帯ユニオン
「労組つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」主催の元旦行動は、産別労組や地域労組、基地や原発に反対する市民団体、外国人等の人権を守るために闘う団体などの450人の仲間が大阪府警本部前に結集しました。
右傾化する使用者の下で労働組合の組織化を
集会は司会の大阪教育合同・酒井さんの挨拶、大阪全労協の南さんのシュプレヒコールで始まりました。
主催者を代表して全港湾大阪支部・小林委員長が発言、「200名から始まった元旦行動も8回目、500人が集うような場になった。たくさんの種類のビラが配られている。闘う仲間が集って新年を始める場となっている。」と行動の意義を語りました。
関生支部・湯川委員長は「昨年は一部無罪判決が出て、納得できない内容もあるが、関生支部が外で活動できる環境はできた。裁判は大津1次2次事件の上告審、加茂生コン事件の上告審、京都事件の控訴審を大衆的に闘うことを継続していく。昨年は大阪広域生コン協組内で江坂生コンの公然化を実現した。政治が右傾化しているのに伴って使用者側も右傾化し、そのような会社ではセクハラ・パワハラ・解雇・不当労働行為が乱発される。これらの課題を拾い上げて労働組合に組織化し、産業別労働運動を再建していく」と決意を語りました。
京滋実行委員会の稲村代表は昨年2月の京都事件完全無罪と11月の湯川委員長の実刑のくびきを打ち砕いた勝利の意義を語り、治安維持法制定から101年、1月18日に京都で講演集会を開催することを報告しました。
兵庫の会からは兵庫ユニオンの細川さんが発言、地域の労組が結集して運動を続けてきた中で、関生支部の大浜資材の争議に連帯した行動を始めることが報告されました。
東海の会の柿山事務局長は7年の活動・月1回の街宣を通して関生弾圧の不当性が徐々に社会に浸透しつつある手応えを報告しました。11月18日の大津1次判決はまるで中身がなく、これが現在の司法の限界を示しているとし、運動を続けることが大切であるとしました。



労働者の側に立つ議員が必要だ
毎年この元旦行動に参加しているれいわ新選組の大石あきこ衆議院議員は警察・検察が取り調べで「関生を削る」と発言しているがこれが弾圧の本質だとしました。維新と「悪魔合体」した高市政権に対して、憲法審査会の委員となった自分はこれからも執拗に闘っていくと決意を語りました。
社民党副代表大椿ゆう子元参議院議員は、昨年の選挙では関生支部組合員の顔を浮かび何としても当選したかったが残念だった、国会で関生弾圧を取り上げ議員が2名しかいないのは大問題だ、労働者、労働組合と一緒にたたかう議員は絶対に必要だとしました。
朝鮮総連からも連帯の呼びかけ
朝鮮総連大阪府本部からは、台湾有事発言など、日本は危険な曲がり角を曲がったと感じられる、口実として中国・朝鮮・ロシアを仮想敵とし、闘う労組の委員長を逮捕する。力を合わせて闘うしかないと熱い呼びかけがありました。
全港湾神戸支部の役員は「労組弾圧は労働者への弾圧」と指摘、反弾圧実行委の会計の港合同・中村委員長がカンパアピール、なかまユニオン井手久保さんは「裁判をたたかいつつ労組を組織化することが本当の勝利だ」と指摘しました。
北大阪ユニオンの組合員でもある木村真豊中市議からは反資本主義を鮮明化することの重要性、また、福祉職場を例にユニオンに持ち込まれる案件が社会の矛盾を反映していることの指摘がありしました。
サポートユニオンwith youのコールでシュプレヒコールを行い、恒例の「法円坂55」の歌と演奏がありました。
反原発・反基地運動から
反原発若狭の会の木原さんは原発依存社会への右旋回を弾劾し、日本は自然エネルギーで自足することをめざすべきだとしました。原発に反対する集会に毎回参加する関生支部役員を紹介、「昨年は裁判闘争の前進と、関生支部組合員が運動に来られるようになり、再生の第一歩の年となったように思う」と述べました。
Xバンドレーダー反対京都連絡会の滝川さんからは「文民統制」など関係なく日米合同訓練が行われている実態が暴露され、他方、西日本各地で基地強化に反対する住民の運動が拡大していることが報告されました。全労協大阪の南さんのまとめと京都ユニオンの服部さんのシュプレヒコールで集会を終えました。
関生弾圧に反対する元旦行動が、労組や住民運動の連帯を深める場になっていることはとても意義深いことです。

