
ブッククラブの志真秀弘です。
次回読書会は10月18日(土)午後2時開会です。
当初お知らせした日程が変更になりましたのでご了承ください。
○テキストは『「核抑止論」の虚構』(豊下楢彦著、集英社新書、1150円)です。
緊急の課題に正面から取り組んだ本書は、必読の論考です。著者は『集団的自衛権とは何か』『昭和天皇の戦後日本』等の著書で知られる国際政治の研究者です。
今年は、広島、長崎が核攻撃を受けて80年になる年です。しかし「核抑止」の名の下に、核使用の危険性が高まっているのが現実です。
核抑止が正当化される背後には核使用の脅しがあり、根底には「狂気」があります。それを鮮明に描いた映画『博士の異常な愛情 またはわたしは如何にして心配するのをやめて水爆を愛するようになったか』(スタンリー・キューブリック監督)が冒頭に紹介されます。戦後80年の歴史過程で、核兵器はどのように大国の戦略に「正当」な位置を獲得していったのか?
緊急の課題に正面から取り組んだ本書は、必読の論考です。
ぜひみんなで考え討論しましょう。
◯日時:10月18日(土)午後2時から4時まで
○原則オンライン参加です。なおリアル参加希望の方はビデオプレスにおいでください。 地図
参加希望の方は、開会前日までに「〇〇です。読書会に参加します」と書いて下記あてメール送信してください。またリアル参加の方はその旨を書いてください。メール
〔追記〕 レイバーシネクラブでは、10月11日(土)午後2 時から板橋区向原ホールで『博士の異常な愛情』の上映会を行います。ぜひあわせてご参加ください。映像と本で「核時代」を考えましょう。