・放送日 2025年5月14日(水)19:30~20:40(70分放送)
・視聴サイト https://www.labornetjp2.org/labornet-tv/215/
  (YouTube配信 https://youtube.com/live/asJsg2zK9_w?feature=share
・配信場所  郵政共同センター(東京・末広町)

  「日本は平和憲法があるから大丈夫」「専守防衛だから戦争にはならない」とまだ思っていませんか? 残念ながらそういう時代は終わりました。2022年12月の「安保三文書」 の閣議決定から、次から次へと「戦争する国」づくりが進んできました。軍事予算は約2倍、国産に加え爆買いしたトマホークという「敵基地攻撃ミサイル」の保有、司令部の地下化や弾薬庫の増強、殺傷武器の輸出など留まるところを知りません。「専守防衛」を捨て「隣国を攻撃できる国」に変わりつつあるのです。
 なにより怖いのは、こうした動きへの反対の声がとても小さいことです。ロシアのウクライナ侵攻や「台湾有事」の扇動により、社会の雰囲気がガラッと変わりました。物価高で困り減税を求めているのに、なぜか「軍事費を減らせ」の声は上がりません。立憲民主党さえ軍拡予算を容認する始末。危険な状況をきちんと伝えない大メディア。そんななか、主権者が知らないうちに事態が進行しています。これでいいのでしょうか。
 「武器取引反対ネットワーク(NAJAT)」の杉原浩司さんは「大分・熊本への長射程ミサイル配備計画など、軍事拠点化は沖縄・西日本から全国に拡大している。日本は臨戦態勢に向かっている」と警鐘を鳴らします。一方で市民の反撃も始まりました。2月に30団体で「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」が結成されました。また千葉では、幕張メッセでの武器見本市(5月21-23日)に反対の声を上げている市民がいます。
 今回の番組では、現在進行している大軍拡の実態をしっかり伝え、私たちが何をすべきなのか、一緒に考えていきたいと思います。

出演者 杉原浩司(武器取引反対ネットワーク〔NAJAT〕代表)
    小林あやこ(安保関連法に反対するママの会@ちば)
司会 那須研一

*ジョニーと乱の5ミニッツあり

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