報告  橘優子

 5/15(水)は、ハンセン病裁判の原告でもある 高見順賞受賞詩人 塔和子さんのドキュメンタリー「風の舞」上映と監督宮崎信恵さんのトークを行った。
 今回、当日の朝からの東京地裁でのHPV裁判傍聴に行った練馬区議が資料を沢山持ってきてくれたり、ハンセン病首都圏市民の会(国賠勝訴後に起ちあがった、原告たちと交流しながら家族訴訟や旅館業法改悪の流れなどの中で共闘してきたグループ)もお手伝いに参加。
 このココネリという施設で「落語で学ぼう」という企画を8年も続けている噺家さん(三遊亭はらしょう師匠、ちなみに、先月は「戦争犯罪」というお題も)、聴覚障害者の友人(この方の為に、字幕解説付きバージョンの上映を予定していたが、会場の機材とのマッチングミスで、字幕なしになり、彼女の手持ちの文字変換器も上手く機能せず…)、高麗博物館の方、板橋のアスナロ市民放射能測定室の方のご参加もあり、極めつけは、今は運動からは離れてしまっているけど…と打ち明けてくれた家族原告の当事者のご参加があったこと。家族訴訟の交流会はいつも弁護士さんがお膳立てなので、5年前でも5千円会費、私はあまり参加できず、行動の現場のみなので、お顔を覚えていなかったのに、色々と私にだけ個人的にお話してくださいました。
 アンケートも沢山ありましたが、やはり「敢えて私はらい病と呼ぶ」という記述もあり、身の引き締まる思いです。
 現在、自主上映などで、かなり話題になっているハンセン病の関連のドキュメンタリー映画が3本、いづれもかなり無前提的に「らい」という差別語が垂れ流され、その言葉を使って講演した学者に泣いて抗議したハンセン病国賠訴訟の原告の長老の涙が忘れられない私は、今回、無理くり赤字覚悟で、ハンセン病差別をわかりやすく問うたこの名作を敢えてワンコインで多くの方に見ていただきたかった!
 今回も30名近い参加者で、初めての方も、先月から続けてご参加の方も宮崎監督のお話にひきこまれ、群馬からのご参加の方の会場からの発言にも、「おー」と感嘆の声が沸き起こり、会場が和やかな一体感に包まれた、とても有意義な会になりました。
 次回は6/12(水)夜6時半から、自ら製作したドキュメンタリー映画を自主上映しながら、津久井やまゆり園事件を風化させてはならない、と訴え、その傍らHPVワクチンの被害者の裁判を応援して全国を行脚するレイバーネットの仲間、澤則雄さんのそれぞれのテーマの作品のショートバージョン2本立て上映。

 6/12(水)の会は来たいけど、都合がつかない、と言う方の為に、後日両作品の完全版上映を週末とかに設定できないか、なども澤則雄さんと相談中。
 HPVワクチンの被害者の裁判はカルト宗教被害者に寄り添う鈴木エイトさんやコロナワクチン被害者の方もしんどい身体を引きずってはるばる応援に来ています。経産省前テント広場の座込みの仲間も6名ほど朝から参加。大法廷を満席にした仲間たちの懐かしい顔に胸が熱くなります。
 今後も、様々な問題に取り組む仲間たちとの繋がりをたぐり寄せて、運動をもりもりに盛り上げていこう!