ことしの総会は以下のとおり、開催します。特別企画では、レイバーフェスタで延期になった新作講談「房総・花物語〜戦時下で花を守った母と子〜」を披露します。なお、これについてはオンライン配信も実施します。厳しい社会情勢のなかですが、今後の運動の発展に向けて、大いにディスカッションしましょう。(レイバーネット事務局)

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●レイバーネット総会2024

日時 3月23日(土)13.30ー17.00 13.00開場
場所 スペースたんぽぽ(水道橋)
 https://labornetjp.jimdofree.com/tanpopo/
参加費 会員無料/一般500円
第一部 経過会計報告・方針提起など 13.30ー14.50
 (休憩10分)
第二部 特別企画 15.00ー17.00

<新作講談「房総・花物語〜戦時下で花を守った母と子〜」>
読み手:甲斐淳二(原作者・社会人講談師/写真)

 戦時下の千葉県房総半島、食料増産が叫ばれ、花農家が畑に花を植えると3年以下の懲役刑という「花禁止令」や、種や球根の「焼却命令」が出された。その中で「非国民」「国賊」と言われながら花を守った母と子がいた。花を守り抜いた人々のおかげで、戦後の花畑を速やかに復活させ、花を待ち焦がれる人々に届ける事ができた。その母と息子の実話を元に、1964年に田宮虎彦が小説「花」を発表。つづいて1989年には堀川広通監督が高橋惠子主演の映画「花物語」として映画化した。社会人講談師・甲斐淳二さんが、小説と映画をもとに語る、講談版の『房総・花物語』をお楽しみください。原作者の甲斐淳二さんが初披露。講談は40分で、その後、質疑もあります。