・放送日 2024年4月10日(水)19:30〜20:40
・視聴サイト https://www.labornetjp2.org/labornet-tv/198/
<YouTube配信サイト> https://youtube.com/live/ZNuNhet95U8?feature=share
・配信場所 郵政共同センター特設スタジオ(東京・末広町)
<テーマ 2024春闘を問いなおす!-「連合春闘」「非正規春闘」の現場から>
「毎日新聞」の労働記者である東海林智さんは、「2024春闘」の現場に張り付き、大手・中小・非正規の賃上げ交渉とたたかいを取材してきた。今回、大企業労組の賃上げは1万6469円(5.28%)で、1990年代以降では「過去最高」の賃上げ率といわれている。中小でも高い水準になった。しかし、「果たして勝ち取った春闘といえるのか」と東海林さんは疑問を投げかける。日本製鉄では、労組の要求額3万円に対して会社は3万5000円の回答をしたが、「労働側がいかに経営に忖度して控えめな要求だったのか。企業の経営分析が甘すぎる“奴隷の論理”」だと手厳しい。
では労働者の4割を占め、低賃金に苦しむ非正規労働者はどうだったのか? 3月上旬、首都圏青年ユニオンの「回転寿司ユニオン(スシロー)」は、まともな賃上げを求めて組合員がストライキに突入した。少しずつだが成果を上げている。そんなとき、アメリカではUAW(全米自動車労組)がストライキを背景に、25%の大幅賃上げを実現したというニュースが飛び込んできた。「ストライキで闘う労働運動が世界の流れ」という東海林さん。番組では、「非正規春闘」をたたかった首都圏青年ユニオンメンバーを交えて、労働運動のいまとこれからを考えてみたい。
出演者:東海林智(ジャーナリスト、毎日新聞記者)
首都圏青年ユニオンメンバー
*ジョニーと乱の5ミニッツあり
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