レイバーネットTVに出演して 植松青児(番組企画者・写真)

アーカイブ録画(80分)

 9月12日のレイバーネットTV「戦後80年・路上大学の試み」に、古川徳浩さん、大室恵美さん、植松青児の3人で出演しました。最初の8分間が現場の雰囲気を写真で紹介、次の15分がQ&A形式でコンセプト説明、そのあと3人それぞれに思うところを語りました。古川さんの言葉の力と熱量を軸に、大室さんが議論を深掘りしつつ開いていって、ええと自分は何しゃべったんだろ。ともかくアーカイブ録画をごらんください。

 あ、そうだ、路上大学はこの3人だけではなく、集まった多くの人によって創り上げられている、という話をしました。折りたたみ椅子などインフラを提供くださる人、準備や撤収を手伝ってくださる人はもとより、話を聴いてくださる人、話を聴いているその姿、それも間違いなく路上大学を「創っている」、創り手になっている、通りががりに5分、10分だけ話を聴いてくださる方も。

 収録後に、今後は自分たちが「代表」して語らなくても良いかもね、という話を3人でしました(特に古川さんから)。路上大学は確かにこの3人で始めたけど、自分たちの所有物でなくなるのが理想だよね、古川さんは当初からその姿勢で一貫しています。番組中でも「機材貸し出し」など、路上大学のインフラをコモン化することについて触れています。

 放送の最後に触れていますが、「戦後80年」シリーズのラストは12月13日(土)南京事件88年の日です。この回は右派の妨害から参加者を守るために、特別に実行委をオーガナイズして、実現したいと思います。後日、詳細をお知らせしますね。今後も「路上大学」にご参加ください。(植松青児さんのFBより転載)

●「路上大学」サイト
https://sengo80.halfmoon.jp/site/