
→アーカイブ録画(修正版・66分)
「奪われた命戻らずガザ和平」(なずな)、10月16日のレイバーネットTVで紹介された川柳である。この日の特集テーマは「虐殺から手を引くために〜若い世代のパレスチナ連帯」で、20代・30代のアクティビスト(滝あさこさん、平山貴盛さん)がゲストで、スタジオは大いに盛り上がった。「ガザ和平」が報道されているが、ゲストのお二人は「約束を破り続けているイスラエルは信用できない。実際、攻撃が起きている」ときっぱり語った。パレスチナ連帯運動には若い人が多く、その運動スタイルについても詳しく語られた。チラシデザイン・呼びかけ・行動のスタイルなど、一つひとつが丁寧につくられている。

スタジオの背景に飾られた大きなバナーには、「海外物産はイスラエル製虐殺ドローンを輸入をするな!」と書いてあった。聞き慣れない会社の「海外物産」だが、じつは武器取引企業としては一番悪質で、「一円入札」までして仕事をとろうとしている。「海外物産」がいまガザ虐殺支援をやめさせる一番のターゲットだ。じつは昨年、署名運動をはじめさまざまなキャンペーンを展開して、イスラエル最大の軍需企業であるエルビット・システムズとの契約を「伊藤忠」にやめさせたという成果も上げている。こうした運動をマスコミはほとんど無視しているが、若い世代の粘り強い「パレスチナ連帯」のたたかいは着実に前進している。ぜひ番組をみて広げてほしい。(レイバーネットTVプロジェクト)